勝羽太郎 情報ノート

【勝羽の土曜競馬コラム・トルマリンS】

公開日:2026年10月16日 14:00 更新日:2026年10月16日 14:01

 今の京都は難しい。こう書くと元も子もないのだが、トラックバイアスがきつすぎる。特にダート。豪州産の珪砂が入った青森産、愛知産との3種粒の違うブレンド砂となってからは、乾燥が進むほど上がりが速くなってくる。これは各場の共通点。砂の隙間、いわゆる目地が埋まるのだ。実際に、好天続きの3日間競馬の最終・月曜12Rはダート千二で上がり34秒9をマークした。1勝級では異例の数字。コーナーでの内、外1頭分の差が着順に出てくる。

【京都11R・トルマリンS】 そんな京都ダートでも、3歳メイショウコマチは力でねじ伏せてくれると思っている。

 ダートで5戦3勝。負けた2戦は、デビュー2戦目で気負い、掛かった⑨着と、前走の交流重賞の不来方賞(⑦着)。

「久々とはいえ、体調的に悪いと思えなかった。それで走れなかったのは地方の深い砂が合っていなかったかな。初の遠征競馬でもイレ込むそぶりもなかったし、精神的な成長は感じたんだよ」

 千田師が9月の盛岡での一戦をこう振り返る。

 折り合いがついた6番手から伸びを欠いたのは二千メートルも長かったか。勝った3戦は36秒8、36秒7、35秒9といずれもよく切れたから、中央の軽い砂の方がいいタイプなのだ。3馬身差で勝った2走前からも自己条件の牝馬限定戦では負けてはいられない。

【東京9R・アイビーS】 ◎ルナパッショーネの前走勝ちは、上がり34秒1で切れてもいるが、長く脚を使えそうな印象。東京の舞台は合う。

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10月17日(土)東京競馬場

10月17日(土)京都競馬場

勝羽太郎

 1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
 大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
 グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
 余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。

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