【東京ハイジャンプ】エコロ1強に一石投じられるか。坂路で乗り込みを増やしたホウオウプロサンゲ

公開日:2026年10月13日 14:00 更新日:2026年10月13日 14:00

「日曜日の坂路はメッチャ良かったですよ」(福岡調教助手)

 3日間競馬が終わった翌火曜の7時過ぎ。全休日で静かな栗東トレセンのBコースに小野寺を乗せたホウオウプロサンゲがいた。

 週末の重賞出走馬は申請することで全休日に馬場入りが可能となる。ホウオウもそれに添った形だ。その後、坂路で16─15を乗って追い切りに備えた。

 スタンドで愛馬の動きを確認した福岡助手はこう話す。

「前走(阪神JS⑤着)はこの馬本来の飛越ではなかったですね。背腰があまり強くない馬で、そこに気を使い過ぎたのかもしれません。今回は鍛える意味でも坂路の乗り込みを増やしました。最初は背腰に疲れも出ましたが、それを乗り越えてくれた。日曜日の坂路(4F55秒7、1F12秒3)はメッチャ良かったんですよ。競馬でどう出てくれるか」

 元から、右後肢の踏み込みが浅い同馬だが、Bコースでのは前後肢のテンポが乱れず、その後の坂路でもリズミカルに上がってきたから、前走を使った上積みを感じさせる動きであった。下半身強化があれば、障害入りから圧巻の2連勝で見せた〝跳び勝つ〟ようなスピード感のあるジャンプも戻ってくるはず。

 今年の東京HJの登録馬は8頭。そこには中山グランドJを2年連続でレコード勝ちした障害GⅠ3連勝中のハードル王者エコロデュエルが待つ。初対戦の春、中山GJでの4秒差(④着)を縮められるか。年末の大一番に向けても、勢力図に一石を投じられるか注目の一戦となる。

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