【アイルランドT】カムニャック好発進
公開日:2026年10月6日 14:00 更新日:2026年10月6日 14:00
春の②②着は価値あり
復権に向けて充実一途。カムニャックだ。
昨年はフローラS→オークスを連勝し、女王の座に輝いた。秋初戦であるローズSをきっちり勝って、2冠に向けて視界良好――のはずだった。
ところが、秋華賞はよもやの⑯着。スタンド前発走で精神的にたかぶり、道中ではまくられて脚をためられなかった。本来の切れ味は鳴りを潜め、不本意な競馬で3歳シーズンを終えた。
今年は阪神牝馬S→ヴィクトリアMを転戦して②②着。敗れはしたが、陣営に悲観の色はない。
花田助手がこう話す。
「決してマイルがベストではないですよ。前走も結果的には前をとらえ切れなかったですからね。“能力だけ”で走ったようなものです」
そう、春2戦は距離適性を度外視し、課題であるゲート克服のために向正面スタートの千六を使っていたのだ。2戦ともに落ち着きがあり、発馬も克服。ひとつ壁を乗り越えた4歳春となった。
迎えた秋初戦。9月11日に帰厩すると順調に乗り込まれて、2週前の時点でCウッド6F82秒7―36秒9、1F11秒3の好時計をマークしたほど。先週も力を要す馬場をものともせずに、ラスト1F11秒7を馬なりで駆け抜けて好調をアピールした。
「今までの2週前追い切りと比べると、今回が一番だったと思います。バランスやメンタル面がいいし、厩舎でも落ち着いている時間が多くなった。あの子なりに成長していますよ。春は2戦ともゲートをうまく出られたので、この秋は距離を延ばしていこうと。周りの馬のテンションなどもありますが、今回も我慢してくれると思います」
しっかりと弱点を克服して、着実にステップアップ。捲土重来の秋となるのか、その走りに注目だ。
























