【毎日王冠】セイウンハーデス得意舞台でGⅡ制覇

公開日:2026年10月5日 14:00 更新日:2026年10月5日 14:00

7歳でも秋盾に向けて伸びしろ十分

 毎日王冠はセイウンハーデスが勝利。これが重賞3勝目となった。

 昨年のエプソムCは同じ東京千八で1分43秒9のレコード。しかも、この数字を稍重馬場でマークするという離れ業を演じていたが、今回も東京巧者ぶりをいかんなく発揮した。

 開幕週の1番枠から好スタートを切ると、外からホウオウビスケッツ、リアライズシリウスが前に行ったのを確認して3番手へ。前半5F通過は59秒8とやや落ち着いた流れだから、結果的に絶好位でレースを進められたといえよう。

 余力十分に4コーナーを回り、直線は鞍上の叱咤に応えて力強く脚を伸ばした。懸命の追い上げが実を結び、最後の最後に逃げ粘るホウオウビスケッツを寸前でとらえて鼻差の接戦を制した。

「なかなか前が止まってくれなかったので、最後は必死でした」とは幸。それもそのはず。ホウオウビスケッツも毎日王冠は3年連続②着。まさしくコース適性の高い2頭による激闘だった。

 これで七夕賞、エプソムCに続いて重賞取りとなり、しかも初のGⅡ勝ち。そうなれば、ビッグタイトル獲得も現実味を帯びてくる。

 実際に今春はGⅠでも好走してきた。大阪杯はクロワデュノールの0秒4差⑤着で掲示板入り。安田記念は④着だが、勝ったシックスペンスとはタイム差なしだった。つまり、毎日王冠の結果も偶然ではない。脚部不安で長期休養していることもあり、7歳を迎えてもまだ若く伸びしろも十分だということ。

「今回は六、七分のデキ。本当に使って良くなる馬なので、天皇賞が楽しみですね」とは管理する橋口師だ。

 昨年は超がつくスローペースで位置取りが悪くなり、不完全燃焼に終わっている。しかし、力をつけた今年は違う。強敵揃いでも穴をあける可能性は十分にありそうだ。

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