【凱旋門賞】ダリズ連覇 世界を席巻するアガ・カーン・スタッズ、グラファール師、バルザローナのチームの勢いはいつまで続く!?
公開日:2026年10月5日 14:00 更新日:2026年10月5日 14:00
今年も日本のホースマンの、そして多くの競馬ファンの夢は散った。
4日(日)の日本時間深夜に行われた仏GⅠ凱旋門賞。アドマイヤテラは⑪着、メイショウタバルは⑭着という結果である。
レース自体はスローの前残りに近い展開だ。メイショウタバルの逃げを2番手でマークしていたのが②着のベイシティローラー。③着だったダイヤモンドネックレスも比較的、前めに位置していたから、逃げたメイショウ、4番手あたりのアドマイヤとも悪くない。
ただ、今年挑んだ2頭は切れ味が武器というタイプではない。
凱旋門賞のパリロンシャン競馬場二千四百メートルはスタートしてから上り坂で、3コーナーからは下り坂という特殊な形態。上り坂はペースを上げたくないし、下り坂もそうだ。早めに動けば、結局スタミナがなくなる。どうしても、しまいの切れが求められるコースで、これは良馬場でも道悪でもあまり変わらない。
勝ったダリズのようなパリロンシャンで末脚が切れる馬。こういうタイプが日本に現れないと、この先も苦戦は続くのかもしれない。
さて、牡馬としては48年ぶりの連覇を成し遂げたダリズは、馬主がアガ・カーン・スタッズ、調教師がF・グラファール、鞍上がM・バルザローナ。すべて、昨年のジャパンCを制したカランダガンと同じチームだ。
今、このチームの勢いは誰にも止められない状態。昨年以降、欧州競馬を席巻し、日本やアメリカ、ドバイを合わせて20近いGⅠを制している。
今年もカランダガンでJC連覇を狙い、さらにゴリアットも参戦する見込み。また、ムーランドロンシャン賞を制した3歳セン馬のエルデナリにはマイルCSに参戦するプランもあるようだ。
アウェーで敗れた日本馬は、“ホーム”で借りを返せるのか。アガ・カーン・スタッズの緑の勝負服は、日本競馬にとって新たな巨大な敵なのかもしれない。























