JRA参戦の可能性は低くても全国の地方競馬でミシェルフィーバー確実

公開日:2020年1月30日 17:00 更新日:2020年1月30日 17:00

 昨夏、札幌で行われたワールドオールスタージョッキーズで初来日を果たしたミカエル・ミシェル。24歳という若さ、そしてモデル並みの美貌に加え、第3戦ではスワーヴィアラミスに騎乗して早め先頭で押し切る腕力も披露。日本での初勝利を収めて見せた。

 その時、「この国に恋をしました」との言葉を残して帰国。この発言は決してリップサービスではなかった。

 今度は27日から3月31日まで地方競馬の短期免許を取得。その間に日本語の勉強もしながら、のちにはJRAの試験を受けるというのだから。

 地方での騎乗となったのは、JRAでの短期免許の基準を満たしていないため。集客能力は高くても、さすがに〝ミシェルルール〟をつくってまで、というわけにはいかなかったのだろう。

 初日(27日)の川崎競馬は8Rでの②着が最高。2日目も③着までと勝ちあぐねていいるものの、この開催は川崎記念という大一番があるにもかかわらず、ミシェルの話題が多いほど。3日目の5Rでついに初勝利を挙げた。今後も騎乗依頼はさらに増えていきそうだ。

 腕の良さは昨年の札幌で証明ずみだし、2㌔の減量もあるのだからそれも当然か。

 免許が交付されたのが24日で、まだ初騎乗を果たしていないのに、25日に「LVRレディスヴィクトリーラウンド2020」への参戦も発表された。2月4日には高知、22日に佐賀、3月12日に名古屋に遠征する。

 ただ、JRAに参戦する機会があるのかとなると、残念ながら難しそう。というのも、地方所属のジョッキーがJRAで騎乗するには地元馬の出走が不可欠。だが、近年はそのケースが大きく減少している。

 01年は延べ743頭もの地方馬が出走し、14勝を挙げていた。ところが、13年にはわずか63頭に。昨年も75頭しかいない。となれば、地方騎手の参戦機会も限られる。今年は先週まででわずか3頭にとどまっている。

 となれば、ミシェルを見られるのは地方競馬だけ。南関東のみならず、日本各地でミシェルフィーバーが起こることは間違いなさそうだ。

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