【有馬記念】売り上げ大幅増 GⅠ馬11頭の競演がはねのけたホープフルSの存在と給料日前のハンディ

公開日:2019年12月23日 17:00 更新日:2019年12月23日 17:00

 スターホースが揃えば馬券は売れるということか。

 今年の有馬記念の売り上げは468億8971万4600円。前年の約437億円から7%以上の増加となった。

 16年はサトノダイヤモンドVSキタサンブラック。この時は449億円あったが、翌年からは大きな変化が。17年に2歳戦のホープフルSがGⅠに格上げされ、12月28日に固定(ただし、来年は26日)。有馬が一年の最後を締めるGⅠでなくなっただけでなく、この年からカレンダーの関係で給料日前のレースに。このため、売り上げの伸びが見られなくなった。

 17年は442億円にとどまり、18年は437億円弱と微減傾向。ちなみに、17年の有馬はクリスマスイブ、18年は23日に行われている。

 今年はさらに1日早まって22日に。状況は決して良くなかった。だが、GⅠ馬が11頭参戦。さらに結果は⑨着とはいえ、アーモンドアイの存在がレースを大きく盛り上げたのは間違いない。

 いや、アーモンドアイだけを出せば他のGⅠ馬に失礼か。2番人気となった今年大ブレークのリスグラシュー、中山でGⅠ2勝の3番人気サートゥルナーリア、菊花賞馬ワールドプレミア、ジャパンC馬スワーヴリチャードに、凱旋門賞帰りのフィエールマン、キセキ……。近年はGⅠにおいても有力馬が必要以上に分散してしまう傾向があったものの、さすがにこのメンバーなら、ファンの財布のヒモもついつい緩むようだ。

 さて、この結果はホープフルSにどういう影響を及ぼすか。GⅡだった時は有馬記念と同日で、ひとつ前のレース。レイデオロが勝った16年は31億円だった。

 ところが、GⅠになると17年は112億円、サートゥルナーリアの昨年は124億円である。有馬記念に続いて伸びを見せるようなら、有馬で終わらないという日程をファンも受け入れた(?)ということになるが……。

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