【ジャパンC】昨年に続いて売り上げ大幅減の意味するところは…

公開日:2019年11月25日 17:00 更新日:2019年11月25日 17:00

 日本初の国際招待レースとして81年に創設されたジャパンC。今年は同レース史上初めて外国馬の参戦がなし。その影響は売り上げにもあった。

 今年の売得金は184億8670万7600円だった。天気が悪かったとはいえ、ネット投票が主流の昨今ではそれほどの影響はなかったはず。ちなみに前年比でいえばマイナス9・7%と約1割減の大きな落ち込みになってしまった。

 これは、昨年の売り上げが良かったからではない。アーモンドアイが勝った1年前も実は前年比7・7%減だったのだ。

 では、その前はどうかといえば、キタサンブラックが勝った16年は前年比8・1%増で、17年は7・4%増だった。

 そう、近年のJCは好調な売り上げで盛り上がっていたのに、ここ2年は急落しているということである。

 その大幅増だった年を振り返れば外国馬は結果こそイマイチでも、16年が3頭、17年は4頭が出走して一応は国際競走の体をなしていた。

 それが、昨年は当時の史上最少頭数2頭で、今年がゼロ。外国馬の頭数と売り上げがリンクしてはいないか。

 一方、12月の香港国際競走は政治的情勢がありながら、マジカルら欧州勢の名前もある上に、日本からアーモンドアイなど11頭が遠征する。

 さらに使い分けもあるのだろうが、ジャパンCをスキップする国内の有力馬も多く、ファンの財布のヒモが緩むようなメンバーが揃わなかった。

 この状況が続けば、チャンピオンホース決定戦の国際競走とは名ばかりに。2年連続の売り上げ大幅減がその未来を示しているのかも。

■関連記事

最新記事一覧

  • アクセスランキング
  • 週間