【毎日王冠】完勝ダノンキングリーの気になる今後 やはり見たい天皇賞で豪華メンバーとの対決

公開日:2019年10月7日 17:00 更新日:2019年10月7日 17:00

 毎日王冠を制したのは1番人気のダノンキングリー。単勝160円の圧倒的な支持に応えて、2つ目の重賞タイトルを手に入れた。

 ハイレベル3歳世代。春2冠でタイム差なしに③②着の実績はダテではなかったということ。

 スタートで後手を踏んで道中は最後方から。レースセンスを武器に好位から立ち回っていた春とは、全く違う形になってしまった。

 しかし、そんなアクシデントも全く関係なかった。「馬の力で勝たせてもらいました」という戸崎の言葉も、大げさではないだろう。

 開幕週の高速馬場で直線は大外へ。前で激しいたたき合いを演じているアエロリット、インディチャンプはともに年長のGⅠ馬。決して楽な相手ではなかったのに、上がり3F33秒4の末脚でこれらをひとのみ。終わってみれば1馬身4分の1差をつける完勝で、まさに役者が一枚上といった内容だった。

 勝ちタイム1分44秒4はレース史上2番目の速さ。まずは文句なしの秋初戦といえよう。

 こうなると気になるのが今後のレース選択。王道でいくなら天皇賞ということになるが、同じオーナーのダノンプレミアムと使い分けする可能性もある。

 しかし、ここは秋の盾をぜひ狙ってほしい。というのも、今年は他にもアーモンドアイ、サートゥルナーリアがすでに参戦を表明。ダービー馬ワグネリアンやスワーヴリチャード、アルアイン、ウインブライトといったGⅠウイナーですら伏兵になりそうなほどの豪華メンバーが予想されるからだ。

 確かに、悲願のGⅠ制覇に向けてのハードルは上がるが、やはりファンが見たいのはハイレベルな戦いだ。それが府中二千メートルの大舞台で実現すれば、この秋のハイライトとなるかもしれない。

 そんな楽しみを抱かせるような、鮮やかな差し切り勝ちだった。

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