【京成杯オータムH】重賞初Vに導いた驚異のハイペース 横山典トロワゼトワル逃げ切り

公開日:2019年9月9日 17:00 更新日:2019年9月9日 17:00

 さすが、大ベテランの技といったところか。中山の京成杯オータムHは横山典騎乗のトロワゼトワルが逃げ切り。1分30秒3の日本レコードで重賞初制覇を決めた。

 いくらなんでもペースが速すぎる――レースを見ていた人の多くがそう思ったことだろう。

 テンから気合をつけてハナに立つと、2F目から10秒6―10秒4―10秒9と10秒台のラップを刻み続けた。

 後続を大きく離した逃げとなり、千二通過は何と1分6秒8! 直線での失速は免れないかと思いきや、ラストも11秒5―12秒0でまとめて②着に3馬身半差をつけてのゴールだった。

 確かに先週の中山は開幕週らしく高速馬場で、前残りが頻発していた。その芝コンディションを読み切った上で、馬の特性に合わせて選んだ戦術だったということ。

 とはいえ、これだけのハイペースで逃げ切ったのは驚き。トロワゼトワルのスピードの持続力もさることながら、それをフルに引き出した手綱さばきは横山典の真骨頂といえよう。

 同レースの勝利は従来のレコードをマークした12年レオアクティブ以来となる5勝目。これは野平祐二元騎手に並ぶ歴代最多タイでもある。

 まだまだ衰え知らずな名手の手腕から、今後も目が離せない。

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