木津の見解

【日曜札幌10R・WASJ第3戦】木津の見解と厳選!厩舎の本音

公開日:2019年8月24日 17:00 更新日:2019年8月24日 17:00

 的場文を引き当てたリヴァイバルに期待する。近3走④着と崩れないものの、もうひと押しがきかないのは自分の形で進めないとモロい面があるから。その点、“出してもたせる”のは大井の帝王ならお手のもの。豪快なアクションにも注目。

【厳選!厩舎の本音】

キタサンタイドー
 吉田調教助手…

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木津信之

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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