【札幌記念】揃って凱旋門賞へ 復活ブラストワンピースと格好つけたフィエールマン

公開日:2019年8月19日 17:00 更新日:2019年8月19日 17:00

 北海道シリーズの大一番、札幌記念。今年はGⅠ馬4頭を含む豪華メンバーが揃っただけではなく、凱旋門賞の“壮行レース”的な意味でも大いに注目が集まった。

 遠征を予定している2頭は、ともに収穫のある内容でレースを終えたといえよう。

 勝ったブラストワンピースは昨暮れの有馬記念を制した後は大阪杯⑥着→目黒記念⑧着と苦戦続き。巻き返しを期す今回は川田を新パートナーに迎えていた。

 小回り二千メートルの最内枠は「嫌なイメージ」と鞍上だったが、直線では狭いスペースを割って抜け出して先頭ゴール。最高の結果で復活を示すことができた。

 一方、1番人気に推されたフィエールマンはスタート後に寄られたこともあって、道中は後方から。4コーナーも大外を回るロスの大きい競馬ながら、何とか③着は確保。距離不足に加えてコースも不向きだったことを思えば、上々の内容といえる。

■どうしても気になる直行ローテと女王の存在

 さて、この後は予定通り凱旋門賞に挑む2頭。やはり気になるのは、そのローテーションだ。

 過去に本番で②着に好走した日本馬は99年エルコンドルパサー、10年ナカヤマフェスタ、12、13年オルフェーヴルといずれもフォワ賞からの臨戦だった。

 ここ最近はGⅠへのぶっつけで次々に結果を出しているノーザンファームだけに、中2週の前哨戦よりも札幌記念をステップにしたのは納得がいく。とはいえ、馬場も環境も違うパリロンシャンでの一発勝負はハードルが高いのは確か。

 まして、今年の凱旋門賞も3連覇を狙うエネイブルが日本馬の前に立ちはだかる。先月の“キングジョージ”で11連勝、GⅠ9勝目を挙げた世界最強牝馬。これを欧州初参戦で打ち破らなければならないのだ。

 果たして日本馬の悲願達成はなるのか。フォワ賞から本番を予定しているキセキを含めて、その動向をしっかり注視していきたい。

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