札幌記念の過去10年間の人気別成績はこんな具合だ。
① ② ③ 外
1番人気 2 5 1 2
2番人気 3 0 2 5
3番人気 0 0 0 10
4番人気 1 0 4 5
5番人気 2 2 0 6
6番人気 1 0 0 9
7番人気 1 0 2 7
8番人気 0 2 0 8
9番人気 0 0 0 10
10番人気~0 1 1 57
1、2番人気は20頭中13頭が①~③着にきている。対して、3番人気で馬券に絡んだ馬は1頭もいない。
実は、3番人気の大不振は非常に長い。10年間どころか、芝で行われるようになった1990年以降、29年間で③着が5回あるだけ。連対すらゼロなのだ。
最後の勝ち馬はダート時代の1973(昭和48)年のハクホオショウにまでさかのぼる。
今年はフィエールマン、ブラストワンピース、ワグネリアンの4歳GⅠ馬で3強ムード。しかし、この傾向が続くようだと、3番人気は圏外に去ることに……。
これで俄然、穴党もやる気が出てくる。
冒頭の成績が示す通り、狙いは極端な大穴ではなく、4~8番人気の中穴だ。5勝、②着4回、③着6回とちょうど半分の15頭を占めている。
勝ち馬の人気、単勝オッズはこう。
◇09年ヤマニンキングリー
7番人気 28・2倍
◇12年フミノイマージン
4番人気 12・4倍
◇15年ディサイファ
5番人気 11・1倍
◇16年ネオリアリズム
5番人気 17・2倍
◇17年サクラアンプルール
6番人気 19・9倍
今年も“第4の馬”を見つけ出して、高配当ゲットだ。