北海道本紙 木津 突撃馬券

【札幌本紙・木津の土曜札幌11R】

公開日:2019年8月2日 17:00 更新日:2019年8月2日 17:00

サンシャインSを逃げ切り

 ◎カラビナの差し切りに期待する。

 昨年の③着は5カ月ぶりで万全とは言い難い状態。500キロを超す大型馬だけになおさらだ。それでも、上位争いに加われたのは札幌芝二千六百メートルの適性が高いからにほかならない。

 今年はメイS→エプソムCと2度たたいてここへ。上昇カーブを描い…

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木津信之

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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