【キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS】今年も日本馬の大きな壁になるエネイブルの強さとデットーリのGⅠ力

公開日:2019年7月29日 17:00 更新日:2019年7月29日 17:00

 27日(土)の深夜に英アスコット競馬場で行われた“キングジョージ”は断然人気のエネイブルが勝利。日本での馬券の売り上げは10億6220万4500円と10億の大台を超えた。14億だったアーモンドアイのドバイターフや、日曜の最終レース後に行われたクイーンエリザベスⅡ世C(香港)には及ばなかったものの、この売り上げ額にはファンの関心の高さがうかがえる。

 もちろん、ジャパンCの勝ち馬シュヴァルグラン(⑥着)の応援もあるだろう。だが、何といっても欧州最強馬エネイブルの走りをリアルタイムで見られるというのが大きかったのではないか。

 直線ではエネイブルとクリスタルオーシャンが激しいたたき合い。女王が最後は首差先着して、連勝を「11」に伸ばし、GⅠは9勝目となった。

 それにしても凄いのが鞍上のデットーリ。現在48歳とあって、近年は騎乗数を制限。だから、英リーディングの上位に顔を出していない。そんな中でも大舞台には必ずといっていいほど名前があり、きっちりと結果を出している。

 エネイブルでのエクリプスS、“Kジョージ”や、クリスタルオーシャンでのプリンスオブウェールズSに、英オークス、ゴールドCのほか、フランスでもサンクルー大賞、ジャンプラ賞など……。老いてますます盛ん、いや、まだ老いた感じは全くない。

 この秋もキセキ、ロジャーバローズの角居厩舎の2騎に、フィエールマンやブラストワンピースも凱旋門賞に遠征する可能性が。だが、エネイブルの強さと、デットーリのGⅠ力は超難敵だ。今年のKジョージはあらためて、それを日本のファンに示したといえる。

■関連記事

最新記事一覧

  • アクセスランキング
  • 週間