【クイーンS】今のミッキーチャームなら次は札幌記念でも面白いのでは

公開日:2019年7月29日 17:00 更新日:2019年7月29日 17:00

「秋はエ女王杯へ」

 札幌のGⅢクイーンSは1番人気のミッキーチャームが人気に応えた。

 全く危なげない重賞制覇だった。道中は好位外めから主役の取り口で、直線入り口では外から先頭に並び掛ける勢い。そしてラスト1Fは11秒9の締めくくり。最後は首差も完勝といっていい内容だった。

 これで昨年夏の函館2勝、札幌1勝に続いて北海道シリーズでは4戦4勝。洋芝への適性も高いうえに、滞在競馬だったことも大きいだろう。

「テンションが上がる性格の難しい馬。輸送のない北海道は合います」

 そう話したのはレース後の川田。実際、輸送は苦手で、今年は中山牝馬Sではパドックからイレ込みが目立って⑭着大敗に。その後、阪神牝馬Sで勝利した後はヴィクトリアマイルへ。当週の追い切りを控え気味にしたりと対策も施したが、ハイペースに前めの位置取りもあって⑧着と、“アウェー”では結果が出せていなかった。

 だが、“ホーム”なら楽しみが広がる。

「秋はエリザベス女王杯を目標に」とは陣営で、春とは違い、輸送時間の短い京都が舞台。同世代の怪物牝馬アーモンドアイは今秋のターゲットとして天皇賞・秋がアナウンス済みだ。“鬼の居ぬ間に”ビッグタイトルも十分にある。

 そのステップレースは未定だが、夏の大一番、GⅡ札幌記念を使ってはどうか。今回と同じ札幌で輸送がなく、1F延びるとはいえ、コーナー4つで先行力を生かすには最適の舞台である。

 今年は超のつく豪華メンバーで、川田はブラストワンピースに騎乗。鞍上確保の問題はあるが、ミッキーには使っている強みが。牡馬相手のGⅡでも面白いのではと思わせる完勝劇だった。

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