新谷式レースレート 数字が走る

【新谷の日曜競馬コラム・アイビスSD】

公開日:2019年7月27日 17:00 更新日:2019年7月27日 17:00

12番人気で初勝利

“馬7、人3”のたとえもあるが、直線競馬はデータをみれば、“枠7、馬3”だ。

 過去、最もゲート差が出てしまうフルゲート18頭立ての216鞍を振り返れば、最少の1枠12勝に対して、最多の8枠は4倍以上の53勝、7枠も39勝。連対率でも最高連対率を誇るのが8枠で、順に7、6、5枠。最低が1…

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新谷学

新谷学

 競馬初体験は90年。ノーザンドライバーが勝った11月デイリー杯3歳S当日だった。
 友人に強引に連れられて訪れた京都競馬場。1点買いした最終Rで当時、枠連で1万6000円オーバーの的中。これが良かったのか、悪かったのか……。
 そこから競馬にどっぷりで、なぜか本紙を打っていた薮中記者に憧れを抱くようになり、某外国語大学を卒業しながらも、いずれはこの人と働こうと決意。
 仕事としての競馬場デビューはナリタブライアンが3冠達成を果たした94年菊花賞。馬柱デビューは翌年、タヤスツヨシがダービー制覇した週から。
 そしてたどり着いたのは“レースレート”だ。強い①着馬もいれば、弱い①着馬もいるし、勝ち馬より強い②着、③着馬だっている。それをレースごとに数値化したレートを用いて予想を組み立てている。記録、数字好きの方はぜひ参考に。

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