【函館2歳S】新種牡馬キズナが重賞勝ち一番乗り ビアンフェに気になる母系の血の濃さ

公開日:2019年7月22日 17:00 更新日:2019年7月22日 17:00

 函館2歳Sを制したのはビアンフェ。1分9秒2のタイレコードで逃げ切って、世代最初の重賞ウイナーとなった。

 ゲート入りを嫌がる若い面を見せて、スタートの出も一息。それでも、抜群の二の脚で巻き返すと、一気に先行争いを制してハナへ。前半3F33秒6と速いラップを余裕十分に刻んだ。

 直線入り口で仕掛けると、後続を一気に離してセーフティーリード。②着タイセイビジョンに1馬身4分の3差をつけて、影も踏ませずに先頭ゴールを果たした。

 父は新種牡馬キズナ。初年度産駒がいきなり重賞Vだから、幸先のいいスタートを切ったといえよう。

 ただし、ビアンフェの場合はダービー馬の父とはかなりタイプが違う。

 ディープ産駒の半姉ブランボヌールも4年前の函館2歳S馬。父よりも母系、特に母の父サクラバクシンオーの血が濃く出ている印象を受ける。

 姉はその後、千四のファンタジーS③着、千六の阪神JF③着と、距離を延ばすと善戦止まり。3歳夏にスプリント路線に切り替えて、千二のキーンランドCで重賞2勝目を挙げていた。

 弟もレースぶりが示す通り、前向きな気性でスピードの勝ったタイプ。距離が延びてどうかとなると、“?”マークをつけざるを得ない。

 とはいえ、スピード能力の高さは疑いようがないし、ゲートを含めてまだまだ良くなる余地も残している。

 今後の成長次第では、スプリント路線を賑わせる存在になってもおかしくない。

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