【中京記念】①着グルーヴィット ②着クリノガウディー 3歳馬ワン・ツーが持つ意味

公開日:2019年7月22日 17:00 更新日:2019年7月22日 17:00

プリモシーンは③着まで

 中京で行われた「サマーマイルシリーズ」の開幕戦、GⅢ中京記念はグルーヴィットが制した。

 1番人気に推されたのは4歳牝馬のプリモシーン。レース後に「やりたい競馬はできた」と福永が語ったように、ソツのない立ち回りから持ったままで4角を回り、直線でもいったんは先頭に立って勝つ態勢をつくっていた。そんな実力馬を最後の最後に外から鮮やかにかわし去ったのが、勝ったグルーヴィットであり、②着のクリノガウディーだ。

 この2頭はともに3歳馬。同世代でワン・ツーを決めたということ。この結果が持つ意味とは何なのか――。

 記録面でいえば3歳馬のワン・ツーは出走馬自体がそれほど多くなかったこともあるが、中京記念では3歳馬が勝ったこと自体、夏のマイル戦になって初めて。

 さらに夏競馬重賞というくくりでみると、3歳ワン・ツーは直近では16年のキーンランドCや函館スプリントSなどであったが、全てスプリントのカテゴリーでのもの。実は千六以上の夏競馬重賞で3歳馬によるワン・ツーは、グレード制導入後で初めての快挙だった。

 それもこの2頭はともに前走NHKマイルC組で、勝ったグルーヴィットは当時⑩着なら、②着のクリノガウディーは⑭着。馬券どころか、掲示板にさえ載らない2ケタ着順だった。それが古馬と初対戦の重賞で結果を出したということだ。

 思えばこの世代でマイル路線のトップに君臨しているのはNHKマイルCを制したアドマイヤマーズであり、他にも秋にはマイルCSも視野に入っているグランアレグリアなど粒揃い。中京記念の結果も加味すれば、相当に層が厚く、役者揃いとの判断ができる。今後のマイル路線は現3歳世代を重視するべきなのかもしれない。

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