北海道本紙 木津 突撃馬券

【函館本紙・木津の日曜函館11R】

公開日:2019年6月22日 17:00 更新日:2019年6月22日 17:00

 ショウナンタイガは先週、禁止薬物騒動で除外の憂き目に遭った一頭。

 延期して今週の出走を余儀なくされたが、木曜の追い切りでキビキビした動きを披露して“影響なし”をアピールした。

 体調面に加えて、スライドしたことが吉と出そうなのはメンバー構成。

 古馬では現級で近走連対し…

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木津信之

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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