【ユニコーンS】初ダートも雨に笑ったワイドファラオ

公開日:2019年6月17日 17:00 更新日:2019年6月17日 17:00

 ユニコーンSは初ダートだったワイドファラオが逃げ切り。ニュージーランドTに続く2つ目の重賞タイトルを掴んだ。

 大きく明暗を分けたのは馬場状態だ。きのうのダートは“不良”でスタートして、メインの時には回復しても“重”まで。脚抜きのいいコンディションで、勝ちタイム1分35秒5の高速決着になった。

 勝ったワイドファラオはさすが芝の経験値が生きた。芝スタートでダッシュ良く先頭に立つと、前半3~5F33秒9―45秒8―58秒4のよどみない逃げ。なし崩しに脚を使わせる形で、ライバルをふるいにかけた。

 直線を向いて逃げ込みを図る中、馬混みから1頭だけ追い込んできたのがデュープロセス。こちらも“稍重”で3連勝しているダイワメジャー産駒で、スピード色の濃いタイプである。

 一気にかわされるかと思いきや、並ばれてから二枚腰で、もうひと伸び。③着以下を3馬身引き離すマッチレースで、最後は首の上げ下げ。頭差出たところがゴールだった。

 初ダートで1頭だけ1キロ重い57キロを背負っての勝利だから、終わってみれば力が一枚上だったということ。

 ヘニーヒューズの代表産駒といえばフェブラリーSをレコード勝ちしたモーニン、朝日杯FS、レパードSと芝、ダートの重賞を勝ったアジアエクスプレスが挙がる。

 この馬も同様にスピードとパワーを兼備。ダート界の新星として、GⅠ戦線での活躍が楽しみになる勝利だった。

時計の速さに泣いたデアフルーグ

 一方、1番人気に支持されたデアフルーグは⑦着まで。道中はデュープロセスをマークして進んだが直線は伸びを欠いてしまった。

 こちらはデビューから4戦いずれも良馬場で、力のいる中山千八ダートで3勝している。初めて経験する高速ダートの影響が少なからずあったのかもしれない。

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