新谷式レースレート 数字が走る

【新谷の日曜競馬コラム・エプソムC】

公開日:2019年6月8日 17:00 更新日:2019年6月8日 17:00

 先週までの東京5週連続GⅠで本紙予想陣はビッグ配当を当て続けた。新谷記者もオークスの3連単17万馬券をズバリといった具合だ。JRAの全レースを詳細にデータ化した馬券直結の独自レーティング。エプソムCの狙いは――。

成長曲線に乗ってきた

 前走レートの上位5位タイまではこうなる。

 ソーグリッタリング119
 ミッキースワロー 119
 カラビナ     117
 アンノートル   117
 サラキア     116
 ダノンキングダム 116

 最上位には2頭が並んだ。ミッキースワローは実績馬でいわば高値安定型。対してソーグリッタリングはここにきてグングンとレートを上げてきた上昇型だ。さらなる伸びも十分とみて◎はソーグリッタリング。

 その前走・都大路Sは非常に素晴らしいラップ構成だ。京都千八百メートル外回りは緩みがちな流れになりやすいが、このレースは違った。

 テンの1Fを12秒1で入った後は11秒台を連発。これはゴール1F前まで続いた。そんな中を中団で楽に流れに乗りラスト2~1Fは10秒7(推定)の鬼脚で、最後は楽々の1馬身4分の3差。まさに“テンよし、中よし、しまいよし”の完璧なV内容だ。

 ちなみに当該舞台において同じように道中がゴール1F手前まで11秒台のレースで最速の勝ち馬がグランデッツァ。重賞3勝馬である。

 ソーグリッタリングはそのグランデッツァに次ぐ1分44秒6の走破時計でもあるからまさにワンランク上の勝ちっぷり。

 昨秋のオープン昇級後は⑫④着。馬券にはならなかった馬が、今シーズンは初戦の3月六甲Sをきっちり差し切ってオープン初勝利、そして都大路Sと連続Vだ。

 それも折り合い、集中力の持続性とこれまであった課題も克服してのもの。レートでみても117↓119とキャリア最高値を更新中。5歳にして成長曲線を描いているだけにまだパフォーマンスアップの余地は十分。重賞にも手が届く。

 相手本線はひとまずミッキースワロー。

 配当的に狙って面白いのが▲カラビナ。メイSが長期休養明けにもかかわらず②着だったように左回りはここまで8戦して③着内が6回。冒頭レートが示すように安定してレートを伸ばせる。

 そして注アンノートルは湘南Sが鮮やかなV。キャリアハイのレートを更新した勢いが魅力だ。

新谷学

新谷学

全レースを詳細にデータ化することに成功。全ての馬を独自に作り出した馬券直結のレーティングで丸裸にして本命馬はもちろん穴馬までしっかりケアする人間コンピューター。

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