東京本紙・外山 攻め一直線

【東京本紙・外山の日曜東京11R】

公開日:2019年6月8日 17:00 更新日:2019年6月8日 17:41

 強力先行が不在の組み合わせとなった。

 これなら◎ダノンキングダムが大外枠からでも先手を取れる。持ち味の粘り強さで押し切りだ。

 3歳春にはGⅡ青葉賞(⑥着)にも挑戦した好素材も「まだまだ体が緩いから」とは当時の鞍上、内田のコメント。成長曲線は遅めだったが、18戦のキャリアを積んだ5歳6月にして本格化の印象を受ける。

 2勝クラス卒業には11戦を費やした。それが3勝クラスは3戦で突破。ここに駒を進めてきた。

 前々走のアメジストSは大外枠からの逃げでGⅢ新潟大賞典③着ロシュフォールの②着。さらに前走の府中Sでは2カ月ぶりの実戦ながら、好位から33秒4の上がりをマークしての快勝。それまで切れる脚は使えないタイプだっただけに、あのパンチ力は成長の証しだ。

「奥手の血統らしく、ここにきて力をつけてきましたよ。重賞でどんな競馬をしてくれますか」とは安田隆師。

 ちなみに兄ダノンメジャーも5歳夏、キャリア25戦目で小倉日経オープンを押し切り。たたき上げの晩成型だった。

 兄同様の軌跡をたどる◎は父が成長力あるステイゴールド。勢いに乗ったこのタイミングなら、得意の東京でGⅢゲットのチャンス到来だ。

外山勲

外山勲

念入りな取材、ち密な分析に基づいた孤独の◎。決して守りには入らない、攻めて攻めて攻めまくる東京本紙。美浦トレセン通いはすでに20年以上になり、築いた人脈は多数。藤沢和、高橋祥、矢野厩舎には特に強い。

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