木津のジョッキー直撃!

1200勝達成の内田が今週も沸かせる

公開日:2019年6月7日 17:00 更新日:2019年6月7日 17:00

 内田は先週土曜、東京7R3歳上1勝クラス牝馬限定戦をモリトシラユリで勝ち、JRA1200勝を達成した。

 恒例であるウイナーズサークルでのインタビューでは石川や松若らの若手はもちろん、ルメール、戸崎らトップジョッキーもズラリと祝福に立ち、人望の高さをうかがい知ることができた。その中でファンを大事にしている“いかにも”と思わせる興味深い発言を連発。

 記者もこれまでの思いとこれからの意気込み、そして、今週の騎乗馬について直撃してみた。

「接戦になったら〝負けたくない〟って気持ちが強い」

――インタビューでは携わってきた馬、関係者へはもちろんのこと、ファンへの感謝の言葉が続きました。それと馬券というフレーズも。“馬券に絡めるように”と“馬券に貢献したい”とコメントしました。

内田騎手「ジョッキーはファンの方々の応援があってのもの。そのファンが“内田の腕を信じて”大事なお金を出して買った馬券をムダにさせたくないでしょ。内田なら一発あるかもと思わせたいしね(笑い)」

――JRA初勝利を挙げたのも東京競馬場(02年4月21日1R3歳未勝利=イルラーゴ)で鼻差勝ち。1200勝目も首差と接戦で制しました。たたき合いに強いのは内田さんらしいなと感じました。

「ありがとう(笑い)。接戦になったら“負けたくない”って気持ちが強いからうれしいよ。イルラーゴのときはカッチー(田中勝騎手)が相手だったね。競馬場が広すぎてあまりに早く追い出したし、ゴールも分からなかったのを思い出したよ。それを考えたら、今、中央の舞台でやれてるのは本当に幸せだよね」

――先週はさらに1勝を上積みして1201勝。1300勝への新たな道のりが始まりましたね。

「これからも一頭一頭、大事に乗っていい結果を出していきたいね」

――土曜東京で気になるのは10R八王子特別のグロンフォールです。前走は昇級初戦で③着でした。

「道中、ワカミヤオウジが早めに動いたんで組み立てが難しかったね。それでも、まくって3~4コーナーで一息入れられた分、最後まで頑張ってくれたよ」

――クラス2戦目で勝機もありますか。

「うん。小脚が使えないから競馬はどうしてもまくる形になるけど、能力は間違いなくあるからね。超大型馬でだんだん良くなってる感じもする。噛み合えばチャンスもあるんじゃないかな」

木津信之

木津信之

携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

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