【安田記念】2強対決は後味の悪い結末 ともにスタートで痛恨の不利

公開日:2019年6月3日 17:00 更新日:2019年6月3日 17:00

アーモンドアイ③着、ダノンプレミアム⑯着

 世紀の2強対決が注目を集めた安田記念は、やや後味の悪い結果になってしまった。

 1番人気アーモンドアイが1・7倍、2番人気ダノンプレミアムが3・2倍。2頭合わせて実に70%以上の単勝支持を集めたが、アーモンドが③着まで。ダノンは最下位に終わった。

 その最大の要因となったアクシデントが起きたのはスタート直後。

 2頭ともにゲートの出が速くなかった上に、大外16番枠からロジクライが急激に内へと切れ込んできた。これにより、4頭が不利を受け、14番アーモンド、15番ダノンともに手綱を引っ張り、ポジションを下げることに。ロジには発走調教再審査、鞍上の武豊には6月8日の騎乗停止という制裁が科された。

 ただでさえ前が止まらない高速馬場。勝ちタイム1分30秒9、レースの上がりも33秒9の速さである。ちょっとのロスが命取りになる究極のスピード勝負だけに、この不利は致命的だったといえよう。

 そんな中、アーモンドアイはメンバー最速の上がり32秒4でゴール前猛追。首、鼻差届かなかったものの、③着は確保することができた。

 デビュー以来、初めて連対を外すことになったとはいえ、何とか最強牝馬の面目は保ったか。

 一方、ダノンプレミアムは不利を受けた後も、アーモンドをピッタリとマークしながら直線へ。しかし、そこから伸びを欠いてしまい、ゴール後に川田が下馬。馬運車で運ばれたものの、検査の結果、大事には至らなかった。

 競馬は何が起こるか分からない――。あらためて思い知らされた古馬マイルの頂上決戦だった。

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