【安田記念】視界良好 アーモンドアイ陣営を直撃

公開日:2019年5月28日 16:50 更新日:2019年5月28日 16:50

――前走のドバイターフ①着を振り返ってください。

 国枝調教師 逃げ馬がいないので、ルメールとも“前めの競馬をしよう”と。もっと後ろからの競馬でも、ズドンと来て勝ったかもしれない。王道の競馬をしたんだが、思いの外、早めに抜け出しちゃって。最後は少し遊んでいたんだと思う。

――レース直後の状態はどうでしたか。

 国枝師 血流の調整が上手じゃないのか、脱水症状のような感じがオークス以降、続いていてね。ただ、一番酷かったのは秋華賞。その場で出ていたから。それに比べたら、大丈夫だったよ。暑いは暑いも、カラッとしていたし、夜で気温は25度前後だったと思うので。

――中間の調整具合は?

 国枝師 4月2日に帰国して、競馬学校からノーザンファーム天栄に移動したのが8日。長距離輸送や着地検疫などあったが、気になるところは全くないよ。今月10日に美浦に戻ってからも、順調も順調。2週前、そして先週の追い切りの動きを見ても別格だし、つくづくこの馬には驚かされっ放しだよな。

――桜花賞以来となるマイル戦になります。

 国枝師 いいメンバーが揃いそうだね。二千なら自信あるよ。懸念材料といえば、今の速い馬場でのマイルは気になるところ。位置取りによっては32秒台の脚を使わないといけないから。ただ、春はこの2戦目で終わり。それだけに全力でいくよ。

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