【オークス】別路線組のディープ産駒がワン・ツーの意味

公開日:2019年5月20日 17:00 更新日:2019年5月20日 17:00

 牝馬クラシック第2弾のオークスはゴール前で壮絶なたたき合い――。勝ったのはラヴズオンリーユーで、首差の②着にカレンブーケドールという結果だった。

 相変わらず芝の状態がいい東京。このオークスも終わってみれば決着時計は二千四百メートル2分22秒8。あの名牝ジェンティルドンナが12年にマークした2分23秒6のレコードを0秒8も一気に更新したことになった。

 ラヴズオンリーユー、カレンブーケドールは2頭ともにご存じディープインパクト産駒。高速決着になれば、やっぱり瞬発力に秀でたこの血統の強さが増幅されるということだろう。

 さらにこの2頭にはもうひとつの共通点もあった。ラヴズは忘れな草賞馬で、カレンはスイートピーSの勝ち馬。つまり別路線組ということだ。

 例年、オークスといえば、幅を利かせてきたのが“本流”ともいえる桜花賞組。過去10年どころか、20年を振り返っても、桜花賞組がそっくり連対を外したのは01年と11年。そう、今年の決着はまさにレアケースといえる。

 思えば桜花賞はグランアレグリアの独壇場。レースレコードでブッ千切って、競り合いにはならなかった。そう、“1強○弱”のようなレースだったのだ。

 その桜花賞組は③着だったクロノジェネシスがこのオークスでも③着。①②着馬が首差でしのぎを削る中、2馬身半も離された。結果論だが、勝ち馬を除けば、今年の桜花賞組は例年ほどの力はなかったのかもしれない。

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