今年は忘れな草賞勝ち馬の出番
前走レートの上位5頭はこうなる。
ラヴズオンリーユー113
コントラチェック 113
クロノジェネシス 112
ダノンファンタジー112
シゲルピンクダイヤ111
オークスの主力といえば桜花賞組。例年、レート比較でもその上位入線馬が高く出る傾向があるが、今年の桜花賞は終わってみればグランアレグリア1強の決着。上位入線馬とはいえども、言い訳のできない完敗で、レートもそう高くない。
逆に他路線の勝ち馬でハイレートだったのがフラワーCであり、忘れな草賞。本命はラヴズオンリーユーでいく。
忘れな草賞はまさに圧巻だった。残り3Fからレースラップが後半最速11秒5と全体が加速している中、外回りで進出。そして最後までノーステッキで楽々と突き抜けてみせた。ゴールでは3馬身差。競り合いにもならなかったほどだ。
忘れな草賞は桜花賞出走がならなかった馬にとっては、勝つことのみがオークスへ向けてのラストチケット。各馬がガチンコで勝ちにくるレースで、この3馬身差は記録上も優秀だ。過去に忘れな草賞勝ち→オークス制覇は4頭。直近ではミッキークイーン、エリンコートらの着差を上回り、チョウカイキャロル(4馬身差)に次ぐものだ。
そんな高性能牝馬に東京の長い直線は、瞬発力増幅がイメージできる舞台。無傷の4連勝で戴冠とみた。
【新潟11R・韋駄天S】 前走レート最高値の◎レジーナフォルテでオークスへの資金稼ぎだ。
その前走は3カ月ぶりでもスピードはさすが。首差だけ負けたのは久々の分だろう。直線競馬はGⅢアイビスSDでも③④着の巧者。たたき2走目のここは決める。