東京本紙・外山 攻め一直線

【オークス】ここが勝負の場クロノジェネシス戴冠

公開日:2019年5月17日 17:00 更新日:2019年5月17日 17:00

 阪神JF②着、桜花賞③着。世代トップレベルの実力馬クロノジェネシス◎だ。
 阪神でのGⅠはともに善戦止まりに終わった。しかし、この馬にとっての春のメインターゲットは2冠目のオークス。それはこれまでの軌跡を見れば明らかである。

 前記GⅠのステップレースはいずれも東京。

 2戦目に駒を進めたのはアイビーS。また、年明け初戦にチョイスしたのもクイーンC。2勝ともに素晴らしい決め手を繰り出している。

 アイビーSが東京2歳戦としては史上最速の上がり3F32秒5。クイーンCでもラストは流して33秒1。2度の遠征で舞台経験を積み、なおかつ内容も満点回答と言えるものだ。

 その経験値は同コースの大舞台に向かうにあたり、大きな自信になっているはず。北村友も「長い直線でいい脚を持続できるイメージは持っています」。

 桜花賞では3角で他馬と接触してバランスを崩す不利。さらに直線は外から押し込まれる厳しい展開だった。

 それでも自身ラスト2Fのラップは推定10秒台。過去2戦で見せた極上の瞬発力に、さらに磨きをかけての3度目の東上だ。

 中間は桜花賞以上に負荷をかけて直前追いも1F11秒7! ピークのデキで勝負駆けを決める。

外山勲

外山勲

念入りな取材、ち密な分析に基づいた孤独の◎。決して守りには入らない、攻めて攻めて攻めまくる東京本紙。美浦トレセン通いはすでに20年以上になり、築いた人脈は多数。藤沢和、高橋祥、矢野厩舎には特に強い。

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