木津のジョッキー直撃!

豪州の腕達者レーン タワーオブロンドン「いいリズムで運べれば」

公開日:2019年5月10日 17:00 更新日:2019年5月10日 17:00

 短期免許で初来日のレーンは4月27日からJRAでの騎乗をスタート。初日こそ6鞍で②③着が1回ずつだったが、翌日はガラリ一変。同じ6鞍でも、4勝と東京の勝負どころを掴んだかのように大爆発した。

 さらに驚かされたのは変則3日間開催の最終日だった新潟。メインの新潟大賞典で7番人気の伏兵メールドグラースを見事な手綱さばきでVに導いたのだ。

 先週も勝ち鞍こそ1つにとどまったものの、②③着はともに3回。13鞍で過半数が馬券に絡んだ。先週までのトータルは〈64413〉。連対率・370、③着内率・519と驚異的な数字をマーク。

 さすが弱冠25歳にして主戦場のオーストラリアでGⅠを数え切れないほど勝っているだけある。

 そんな腕達者に日本の印象、騎乗スタイル、今週の騎乗馬について直撃した――。

――日本での騎乗は3週目になります。どんな感想を持っていますか。

レーン騎手「初めて乗った東京は気持ち良かったですね。よく整備されているし、フェアな勝負ができる舞台という感じだったので。(これまで来日経験のある)ウィリアムズ騎手やボウマン騎手からいろいろ聞いて以前から興味があったので乗れてうれしいです。ファンの声援も多いですしね」

――理想の騎乗スタイルは。

「道中はロスなく乗って脚がたまる時間をじっくり待ってあげて、しまいを伸ばす。そのためにも最後の直線ではベストのポジションを取りたい。その形にどうすれば持っていけるかを常に考えています」

――なので、直線ではプレッシャーのかからない外めに進路を取ることが多いんですね。土曜メインの京王杯SCではタワーオブロンドンに騎乗。ケイコの感触はいかがでしたか。

「動きが良くていい調教ができましたよ。とても力強い印象を受けました」

――前進気勢がかなり強い気もしました。

「そうですね。行きっぷりがいいので当日は強いペースになりそう。そこをいかに折り合えるかが鍵でしょうか。いいリズムで運べれば、いい末脚を使えそうですからね」

木津信之

木津信之

携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

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