【NHKマイルC】これで流れはルメールからミルコに変わるか⁉

公開日:2019年5月6日 10:37 更新日:2019年5月6日 10:41

 ようやくのGⅠ、いや重賞Vである。

 NHKマイルCを勝ったのはアドマイヤマーズ。騎乗したM・デムーロは1月13日のGⅡ日経新春杯=グローリーヴェイズ以来、約4カ月近い久々の重賞勝ちだった。

 この間、重賞勝ちを積み重ねていたのは川田とルメール。

 川田はGⅠ勝ちこそまだないものの、京都金杯=パクスアメリカーナを皮切りに、マイラーズC=ダノンプレミアムまで7勝も。

 中身でそれを上回っているのがルメールで、ここまで重賞勝ちは5つでも、桜花賞、皐月賞、天皇賞・春とGⅠ3連勝。まさに春はこの男を中心に回っている感もあった。

 だが、好事魔多し。またしても1番人気に推されていたグランアレグリアとのコンビで挑んだNHKマイルCで4位入線も直線の走行妨害で⑤着に降着。3月2日にも不注意騎乗による騎乗停止処分を受けており、短期間に同様の不注意騎乗を繰り返し行ったことが考慮され、5月11日から5月26日まで16日間の騎乗停止となった。

 つまり、来週のヴィクトリアマイル、その次のオークスだけでなく、ダービーまでアウトということ。コンビを組む予定だったヴィクトリアマイル=ノームコア、オークス=コントラチェック、ダービ=サートゥルナーリアに、目黒記念で新コンビを組む予定だったブラストワンピースまで、全て騎乗できなくなった。

 この日曜は10RブリリアントSまで4勝し、今年の勝利を50の大台に乗せたばかり。リーディングも2位に浮上して、ようやく本調子になってきたところでの騎乗停止は痛いに違いない。

 一方、M・デムーロはといえば、皐月賞=アドマイヤマーズ、天皇賞=エタリオウと2番人気で④着が続き、勝ったルメールの陰に隠れていた。また、リズムの悪さも指摘されていた。

 ところが、今回の勝利で一気に流れを引き寄せるかも。もともと、勢いに乗ったら手がつけられない、波が荒いタイプ。だが、確変状態に入った昨年12月にはチャンピオンズC、朝日杯FS、ホープフルSとGⅠ3勝。さらにオメガパフュームで東京大賞典にも勝利。12月はまさに月間MVPの活躍だったのだ。

 ヴィクトリアマイルでコンビを組むのはカンタービレ。さらにオークスでは1番人気になるかもしれない3戦3勝馬ラヴズオンリーユーがいる。

 NHKマイルCはアドマイヤマーズが今年の初勝利を挙げただけではなく、ミルコにとっても大きなターニングポイントとなったのではないだろうか。

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