【月曜新潟11R・新潟大賞典】ルックトゥワイス初重賞取り

公開日:2019年4月28日 17:00 更新日:2019年4月28日 17:00

前回から条件好転

 ルックトゥワイスの重賞初制覇だ。

 これまで〈5714〉で、掲示板を外したのは3回の堅実派。それを支えているのは確実に伸びてくる末脚にほかならない。前記の17戦全てで上がり3位以内をマーク。これは出走馬16頭を見渡しても、この馬だけ。

 しかも、東京で一千万勝ちが4角3番手、昨暮れの中山の準オープンVも4角4番手から最速の上がりを駆使したもの。決して追い込み一辺倒というタイプではない。

 今年初戦の日経新春杯では大外からメンバー最速で半馬身差②着。勝ち馬と直線でのコース取りを考えれば、非常に中身は濃かった。重賞2戦目にしてタイトルに手が届くところまで来ている。

 前走の日経賞⑥着は朝からの雨で馬場が悪くなったのも響いたか。

 その点、今回は開幕週の新潟。土曜は雨で重馬場だったが、そこは日本一、水はけのいいコース。日曜に開催がなく、月曜も天気は持ちそう。パンパン馬場でなくともこなせると判断した。

 もとより二千メートルは〈3200〉で、新潟に限れば2戦2勝。鞍上もその2戦を華麗にエスコートした北村友に替わる。さらに、前走の別定56キロからハンデ55キロで出られるのもおいしい限り。

 ルックトゥワイスにとって、より能力を出せる条件が整った。

市川正人

市川正人

 入社13年目で普段は編集業務に携わりながら、時に外国馬取材のため競馬場へ通うことも。
 競馬との出合いは小学3~4年生のころ、家族と中山競馬場に行ったのが運の尽き(?)。見事にドはまりして現在に至る。週末特別版にてコラム「人気馬を斬る」、関東ローカルでは本紙を担当しています。
 記憶に残るレースは2008年の天皇賞・秋と10年のスプリンターズS。前者はウオッカ、ダイワスカーレットによる2センチ差の名勝負を現地で観戦できて今でもいい思い出に。一方、後者は水~金曜まで取材してきた香港馬ウルトラファンタジーに本命を打たず勝たれた悔しさから。
 競馬以外では熱狂的な氷室京介ファン。この原稿も自宅でヒムロックを聴きながら書いているくらい、いまだに卒業できません。「ANGEL」や「KISS ME」、バラードなら……あ、スペースがなくなった。

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