鬼才橘 GI穴極秘取材メモ

【天皇賞】鬼穴◎ロードヴァンドール粘り抜く

公開日:2019年4月27日 17:00 更新日:2019年4月27日 17:00

ビッグ配当今春もズバリ

 いよいよ平成最後の天皇賞だ。鬼才・橘は今春、大阪杯で9番人気アルアインを抜擢。馬単1万940円、3連単9万3560円のビッグ馬券をズバリ。先週のマイラーズCでも狙った5番人気グァンチャーレが②着。もちろん穴馬で締めくくる。

名手・横山典が平成を締めくくる

“平成の盾男”武豊は香港遠征。最後の年に名前はない。しかし、もうひとり忘れてはならないジョッキーがいる。

 横山典だ。

 96年に3番人気サクラローレルで断トツ人気ナリタブライアンを差し切り。04年には単勝7100円の10番人気イングランディーレで7馬身差の逃走劇。そして15年には2番人気ゴールドシップで最後方からのまくり。

 強く印象に残るレースで3勝を挙げている。ここも――。

◇  ◇  ◇

「ノリさんが前走でかなり手応えを感じてくれたみたいです」

 ロードヴァンドールの昆助手が話す。

 横山典とは一昨年の暮れからコンビを結成。初戦の中日新聞杯でハナを切って③着すると、翌年の日経新春杯はやはり逃げて首差②着。日経賞も好位から④着と上位争いを演じた。

 ところが、暮れから今年にかけてチャレンジC⑫着↓日経新春杯⑬着と大たたき……。それが前走の阪神大賞典でガラリ一変する。

 好発するも逃げを主張する馬がいて、いったん控えて、2周目の2角に先頭へ。さらに4角過ぎにはシャケトラに外からかわされる厳しい展開。馬柱の“H”が示す通り、長距離戦ではあまりないハイペースを刻んでも、③着に粘り込んだのだ。

「2戦とも結果が出なかったので、厩舎で一から立て直したんですよ。坂路で2本乗ったり、調整方法も変えました。だいぶ良くなってましたが、競馬もきついペースの中頑張ってくれましたね」

 この中間は反動どころか、さらに上昇カーブを描く。

 4月10日には横山典が手綱を取り、坂路追い。その後も調教を積み重ねて、ここ2週はCウッドで長めからの追い切りを消化した。

「中間に乗ったノリさんも“かなり良くなっている”と言ってくれました。先週、追ってから気合も乗ってます」

 名手の手綱さばきに期待が高まる。

橘正信

橘正信

 予想のスタンスはビッグ配当狙い。取材、データなどをいろいろと取り入れて、波乱ありと踏めば、超大穴にも◎を打っています。
 今でも時折、ファンに話しかけられるのが、92年エリザベス女王杯でアッと言わせたタケノベルベットです。ぶっつけのGⅠ挑戦で、91・3倍のブービー17番人気と全くの人気薄でした。
 それでも、前半戦で3勝を挙げ、チューリップ賞で③着と素質の高さは間違いなし。名伯楽・小林稔師の仕上げも万全ムードです。
 レースはまくりが決まり、②着が○の2番人気メジロカンムリ、③着が▲のニシノフラワー。導入2年目の馬連が7万470円もつけて喜びました。
 ただ、こんなことも。1週前の菊花賞では馬券を大きく踏み込んで惨敗。それで女王杯は控えめに……。
 これからも僕だけでなく、ファンの記憶に残る鬼穴を探していきます。

著者詳細、記事一覧へ

最新記事一覧

  • アクセスランキング
  • 週間