【マイラーズC】ダノンプレミアム2番手から完勝 安定した先行力で次はアーモンドアイ、香港馬を封じる?

公開日:2019年4月22日 17:00 更新日:2019年4月24日 12:12

「しっかり勝ってくれましたし、素晴らしい馬には間違いありません」

 マイラーズCをダノンプレミアムで制した川田だ。強さがこのコメントに集約されている。

 きのうの競馬はグァンチャーレを行かして2番手から。そこで折り合いをつけ、直線は悠々と抜け出してきた。前3走は弥生賞、ダービー、そして金鯱賞。ダノンにとって、マイル戦は2歳時の朝日杯FS以来、4戦ぶり。基本的にサラブレッドは距離が短くなれば、ペースの違いに戸惑うもの。それがダノンは距離が替わろうが判で押したような正攻法の先行策からV。これを可能とするレースセンスの良さが他馬にない強みのひとつといえよう。

 また、追ってからの瞬発力も別次元。着差が開きづらい瞬発力勝負(上がり4F44秒1―32秒3)でダノンは直線入り口での左肩ムチで気合をつけられただけ。先頭に立った残り1Fからは川田がターフビジョンで後続勢を確認しつつ、流してゴール。それでいて2F10秒3―11秒1の争いを制し、なおかつ、②着馬に1馬身4分の1差をつけた。自身の脚は32秒2。圧倒的な力量差を見せつけたと言っていいだろう。

 何より本番に向けて、余力を残して勝てた。6週間後の本番・安田記念では、さらにパフォーマンスを上げてくるだろう。

 これでマイル戦は3戦3勝。2歳時にサウジアラビアRCをレコードで勝ち、朝日杯FSは93年ナリタブライアン(当時は中山)と並ぶ史上最大着差の3馬身半でV。そして、きのうの競馬だ。間違いなく名マイラーへの道を歩んでいる。

 次走の安田記念は“怪物牝馬”アーモンドアイや、香港の雄ビューティージェネレーションの参戦もささやかれる。それらの“脚”も簡単に封じるのではないかと思えた、正攻法からの完封劇だった。

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