東京本紙・外山 攻め一直線

【皐月賞】スピード豊富な2歳王者 アドマイヤマーズが強気に動く

公開日:2019年4月12日 17:00 更新日:2019年4月12日 17:00

 3戦3勝の人気2頭をどう扱うか――。

 サートゥルナーリア=GⅠホープフルS、ダノンキングリー=GⅢ共同通信杯。前走はともにスローの上がり勝負だったが、近年の皐月賞のペース傾向は対照的だ。

 中山での過去9年、前半5Fが60秒より遅いのは2回(10、14年)だけ。今回、求められるのは平均~ハイペースからのスピード持続力。あの2頭が強かった展開ではない。

 ◎アドマイヤマーズで勝負する。

 コントロールの利いた先行力でデビューから4連勝。暮れの朝日杯FSでは桜花賞圧勝のグランアレグリアを残り3Fからの11秒3―11秒2で一気に突き放してみせた。

 年明け初戦、共同通信杯②着は前記の上がり勝負が合わなかっただけ。しかも、当時の追い切りはオール馬なりだった。明らかに余裕残しの仕上げだっただけに、単なるたたき台と考えていい。

 その点、今回は28、4日のCウッド6F追いでびっしりネジを締め込んできた。特に4日の3頭併せ、81秒1―37秒1、1F11秒9ではいったん抜け出した後、再度併せる形の2段構えのハード追いを消化してきた。

 この仕上げなら、ため逃げの共同通信杯からレースぶりも一変だろう。

 04年覇者の父同様、M・デムーロが強気の先行で押し切りVを決める。

外山勲

外山勲

念入りな取材、ち密な分析に基づいた孤独の◎。決して守りには入らない、攻めて攻めて攻めまくる東京本紙。美浦トレセン通いはすでに20年以上になり、築いた人脈は多数。藤沢和、高橋祥、矢野厩舎には特に強い。

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