木津のジョッキー直撃!

【中山グランドJ】石神はオジュウチョウサンに絶対の信頼

公開日:2019年4月12日 17:00 更新日:2019年4月12日 17:00

「普通に回ってくればまず大丈夫」

 阪神スプリングJで11カ月ぶりの障害戦に臨んだ石神とオジュウチョウサンのコンビ。単勝1・1倍の圧倒的な1番人気に応え、②着以下には最終的に2馬身半差をつける圧勝劇を演じた。

 障害の“絶対王者”として格の違いを見せつけた格好だが、見た目よりは楽ではなかったよう。

 その振り返りと、JRA史上初の同一GⅠ4連覇がかかる一戦に挑む心境を直撃した――。

――前走はスタートでバランスを崩しそうになったのでヒヤッとしました。
石神騎手「あれはボクのミス。ゲートの中で横を向いているのを前に向けたら突進されて。出たがるんですよね。前では考えられない前向きさで(苦笑い)」

――いくつか障害もうまくなかったよう。
「1つ目の障害は(ベストの距離より)詰まりましたね。そこからはリズムを取り戻しましたが、最後が一番危なかった。着地で脚が開き気味になって、並の馬ならひっくり返っていてもおかしくなかった。体幹の強さと柔軟性でクリアできましたけどね。オジュウといえども、久々の障害で緊張したのもあるかもしれません」

――中間はどうですか。
「これまでと同じくずっと調教はつけています。前回みたいに落とされた? いえ、今回は大丈夫でしたよ(笑い)」

――今週の追い切りはどのようなイメージで。
「先週が考えていたよりも軽かったので、しっかりやろうと。体も少し重い感じもしたので」

――感触はどうでしたか。
「時計は出ました(ウッド6F82秒5―38秒7、1F12秒7)が、目いっぱいではなく、反応や集中力を確かめるのに主眼を置きました。直線でGOサインを出したらしっかり反応してくれた。ゴールを過ぎても気を抜かないようにさせて、その通りにも走ってくれました。前走よりもちょっと上ぐらいのデキに持ってこられたと思います」

――大記録がかかります。
「こんなチャンスはそう来ないのでモノにしたいですね。中山コースはまぎれないので、普通に回ってくればまず大丈夫。九分九厘、負けないと思ってます」

――絶対の信頼を抱いているんですね。ところで最近、新調したヘルメットカバーに星が6つ付いてますね。自身のGⅠ勝ちの数ですか? 勝ったら足りなくなりますね。
「たまたまです。でも、うまく勝てたらテッペンに星を追加してもいいかもしれませんね(笑い)。そのためにも頑張ります!」

木津信之

木津信之

携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

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