武田 GI必勝データ&方程式

桜花賞の「最重要方程式」 勝つのはグランアレグリアだ

公開日:2019年4月6日 17:00 更新日:2019年4月6日 17:00

1分33秒台なら順当に決まる

 本命はグランアレグリア。以下、クロノジェネシス、ダノンファンタジー、ビーチサンバ。この4頭を上位とみる。

 まずは桜花賞における例外のない方程式を披露しよう。

 舞台が外回りになった07年以降の12回で、勝ち時計のワースト5と、馬連の高配当は08、12、13、15、17年と完全リンク。つまり、「桜花賞は時計が遅ければ荒れる」というのがはっきりと分かる。

 逆に言えば、桜花賞が1分33秒台の決着なら、③着に人気薄が突っ込むことはあっても、①②着は順当に収まることが濃厚だ。

 先週は雨で少し時計がかかったが、今週は晴天続き。芝が劇的に回復して、1分33秒台の決着に違いない。

新馬戦はGⅠ級の記録

 次に力関係。

 2歳女王ダノンファンタジーがただ1回負けたのが新馬戦。自身も千六1分33秒9で走っているが、グランアレグリアはこれに2馬身という決定的な差をつけた。

 勝ち時計1分33秒6は、ダノンプレミアムがサウジアラビアRCで記録したコースレコードに0秒6差。2歳競馬開幕の時季としては驚異的な時計だ。実際、東京マイルで2歳戦の3位タイである。

 もちろん、最速は前記プレミアムで次走、朝日杯FSにも勝利。2位は14年いちょうSでクラリティスカイがマークした1分33秒5。翌年のNHKマイルC馬だ。

 そしてグランと同タイムが12年ベゴニア賞のロゴタイプ。朝日杯FS、皐月賞、安田記念とGⅠを3勝している。このことから、GⅠを勝つ力があるのを疑う余地は1ミリもない。

 朝日杯FSでは③着に敗れた。牡馬相手、雨の影響で少し軟弱な馬場、外からアドマイヤマーズにかぶせられる展開、阪神への輸送、あるいはサウジアラビアRCの反動があったか。敗因はいくつも思い当たる。

②着候補はクロノ、ダノン、ビーチの3頭

 ここが初の牝馬限定戦で、リフレッシュ放牧明け。以前の常識なら年明け初戦は嫌いたいところだが、今はそういう時代ではない。

 ノーザンファーム天栄で下地をつくり、美浦でも藤沢和厩舎らしい丹念な乗り込み。ここは大牧場と名伯楽の仕上げを信用する。昨年はアーモンドアイで剛脚を披露したルメールが、今年も1冠目をゲットする。

 ダノンファンタジーを基準にすれば、浮かび上がるのはクロノジェネシス。阪神JFではこちらの方が外を回っている。また、うまく流れに乗れていなかった。

 そのクロノに連敗中でも、使うごとに末脚を強化しているビーチサンバが第4の馬。馬連は荒れないと考えれば、ここまでが大本線。△の5頭は③着までと考えた。

武田昌已

武田昌已

月~金は麻雀、土日はウインズだった学生生活を経て、入社後は編集一筋25年超。2015年春は何と9週連続重賞的中の快記録も達成し、2016年は春東京でGⅠ4連勝も。馬場の傾向、ラップの分析に定評がある。毎週、目黒貴子さんとその週の重賞解説の動画も公開中。

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