木津のジョッキー直撃!

【桜花賞】丸山今年こそ フィリアプーラ

公開日:2019年4月6日 17:00 更新日:2019年4月6日 17:00

 今年の丸山は一味違う。

 1月12日のフェアリーSをフィリアプーラで制して1つ目のタイトルを獲得すると、返す刀で2月17日の小倉大賞典もスティッフェリオで。

 3月もフラワーCでルメールの代打ながら、コントラチェックをきっちり勝たせた。先週終了時点ですでに重賞3勝。全体も22勝とハイペースで勝ち鞍を量産している。

 勢いに乗ってフィリアプーラと臨む大舞台。当人にとって桜花賞はほろ苦い思い出があるだけに“今年こそは”と静かに闘志を燃やしている。

「食い込む余地はあります」

――桜花賞といえば、13年のアユサンを思い出してしまいます。
丸山騎手「その話ですか(苦笑い)。直前の落馬で骨折してクリスチャン(C・デムーロ)に乗り替わって勝ったレースですよね。自分がいろいろ教えてきたアユサンが桜花賞馬になったことはうれしかったですが、気持ちは微妙でしたねえ」

――それだけにここに懸ける気持ちは強いかと(笑い)。まずは強かったフェアリーSを振り返ってください。
「スタートは出ましたが、リズム良く走らせたかったのであの位置から。うまく折り合えたので最後ははじけましたね」

――1週前追い切りにまたがりました。どのような形で行きましたか。
「5Fで先行馬を5馬身ほど行かせて、直線で体を併せてゴールでは頭ぐらい出しました」

――タイムはウッド5F69秒0―39秒9、1F13秒2でした。動きはどうでしたか。
「ウッドは苦手なのかも。走りづらそうにしてましたから。そのせいなのか、もっと楽にスッと反応できると思ったんですけどね。ケイコに乗ったのは初めてなので、比較はできないんですけど。落ち着いているのはよかったかな」

――実戦タイプってことですか。
「でしょうね。フェアリーSの時も返し馬に行って素晴らしい動きでしたから。明らかに芝向きなんでしょう」

――どのようなイメージで臨みますか。
「末脚が武器なのでリズムを大事にしたいですね。ポジションは気にせずに。有力馬に前に行くタイプが多いのはいいかなと思ってます」

――忘れ物を取りにいく?
「そうなればいいけど、相手も揃ってるし、そんなうまくいかないでしょ(笑い)。でも、ペースが流れれば、食い込む余地はあるはず。もっと距離があってもいいタイプではあるけど、チャンスがある馬を任されたわけですからね。いい結果を出せるように頑張ります!」

木津信之

木津信之

携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

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