大阪本紙・弘中 こだわり◎

【桜花賞】2歳女王がさらなる成長 ダノンファンタジー確信◎

公開日:2019年4月5日 17:00 更新日:2019年4月5日 17:21

 桜花賞馬はダノンファンタジー。

 2歳女王は王道トライアルのチューリップ賞から始動した。昨秋のファンタジーS、阪神JFはいずれも折り合い重視で末脚を生かす競馬。

 前走時の直前Cウッド追いは半マイルとはいえ、出だしの1Fから12秒0のハイラップ。“折り合い重視になりすぎるかも”から予想を組み立てたが、それを実戦で見事なまでに裏切ってくれた。

 1枠1番からの好スタート。調教でのイメージからは暴走もあり得るケースだった。それが、無理に引っ張って下げることもなく、ポジションをキープ。他馬を先に行かせて、2列目のインでしっかり我慢を利かせた。

 直線でズラリと前が壁になるシーンにも川田は冷静だ。外へ持ち出し、態勢が整うのを待って追い出している。

 人馬の揺るぎない信頼関係を感じさせたし、ケチのつけどころがない始動戦だった。

 昨年までの折り合い重視の組み立てではなく、勝つべくして勝ち切ったトライアル。将来を見据えながら実戦、調教で教えてきた川田と中内田厩舎の努力が、2歳女王のレベルをさらに上へと引き上げた証拠でもある。

 本番へ満々の自信で臨む。

弘中勝

弘中勝

2014年の毎日王冠では55万5600円の読者プレゼントに成功。専門紙出身の幅広い人脈と軽いフットワークで本命戦から大穴決着まで、どんなレースでもどんとこい。魂のこもった予想を見せる関西の本紙担当。

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