成長力あふれるグラナタス◎だ。
「使いつつカイバが身になってますね。この前は阪神遠征でも8キロ増だったし、今回もさらに増えそうなんですよ」
担当の藤田助手も驚くほどの充実ぶりは体重の推移を見れば明らかだ。
初戦の438キロが前走では460キロで22キロ増。この中間もムキムキの好馬体は目立っている。
その前走Vは②着馬も先々週に勝ち上がったハイレベル戦。好位でしっかり我慢が利いた分、スパッとはじけてみせた。体だけでなく精神面の成長も見逃せない。
デビューから掲示板を外していない好素材ロードカナロア産駒に“心技体”がついてきた。2連勝でNHKマイルCへ向かう。
念入りな取材、ち密な分析に基づいた孤独の◎。決して守りには入らない、攻めて攻めて攻めまくる東京本紙。美浦トレセン通いはすでに20年以上になり、築いた人脈は多数。藤沢和、高橋祥、矢野厩舎には特に強い。