【桜花賞】「阪神JF②着のリベンジを」北村友クロノジェネシスで2週連続のGⅠ勝ちだ

公開日:2019年4月4日 17:00 更新日:2019年4月4日 17:00

 北村友は先週の大阪杯=アルアインで念願のGⅠ初制覇。14年目の32歳、GⅠ騎乗は46戦目のことだった。

 高松宮記念のダノンスマッシュでは1番人気ながら馬券圏内に来ることができなかったが、気持ちをすぐに切り替えて翌週に勝利。本人は「ここで勝つのか……」と声を震わせていた。

 もちろん、目指すは2週連続V。コンビを組むクロノジェネシスはデビューからの4戦、全てコンビを組んでいる。

 これまで負けたのは阪神JF②着だけで、相手はダノンファンタジー。今回、逆転はあるのか。

――先週はおめでとうございます。
北村友騎手「ありがとうございます。いろんな方から連絡をもらって、勝った時よりも、ますますうれしさが増してきました」

――桜花賞にはクロノジェネシスで臨みます。デビューからずっとコンビを組んでいますが、印象は?
「体自体は少し小柄でピッチで走る。でも、瞬発力が本当にありますね。最後まで一生懸命、走ってくれます」

――今年初戦のクイーンCを差し切りました。
「状態は100%の感じではなかったです。阪神JFの時は出遅れたので、次に向けてゲートを出していきたいと思っていました。少し出しながらもコントロールが利いて、この馬らしい瞬発力を見せてくれた。いい内容だったと思います」

――先週、今週と追い切りに騎乗。手応えはどうでしたか。
「前走時は少し小柄にしても、さらにきゃしゃで非力さを感じました。そのあたりが心配だったんですが、体重は変わらなくてもすごくしっかりした感じがあります。良くなっている手応えがあります」

――阪神JFに続いて一線級が揃います。
「ダノンファンタジーがいるし、先行勢も強いと思います。その中で武器の瞬発力、一生懸命に走って使う脚を生かしたいです」

――最後に抱負をお願いします。
「前走をいい内容で勝ってくれました。阪神JFを逆転、半馬身差②着のリベンジをしたいです」

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