【桜花賞】改元イヤーに白と赤の勝負服? 今年のダノン軍団は強烈

公開日:2019年4月3日 17:00 更新日:2019年4月3日 17:00

 今年は“ダノン”の冠でおなじみの㈱ダノックスの勢いが凄い。

 先週までの11勝は馬主ランキング14位でも、重賞だけで5勝をマーク。これはサンデーレーシングと同じで最多(②着の差で2位)だ。

 しかも、その5勝は全て違う馬。シルクロードS=スマッシュ、きさらぎ賞=チェイサー、共同通信杯=キングリー、チューリップ賞=ファンタジー、金鯱賞=プレミアム。出走機会5連勝の大記録でもあった。

 残念ながらスマッシュは1番人気に推された高松宮記念で④着止まり。だが、今年のダノン軍団には二の矢、三の矢がいる。そう、二の矢は桜花賞に臨む2歳女王のファンタジー。皐月賞には三の矢、キングリーを送り出し、チェイサーは3歳マイル路線へ。総大将のプレミアムはマイラーズC→安田記念と、とにかく手駒が豊富なのだ。

“ダノン”の冠を使う㈱ダノックスの代表は野田順弘(まさひろ)氏。㈱オービックの代表取締役会長で、夫人が“ミッキー”の冠の野田みづき氏。所有馬が初めてJRAで走ったのは00年である。
 
 01年に初勝利。05年まで年間勝ち鞍は1ケタだったが、06年には11勝を挙げ、08年以降は必ず20勝以上。昨年はついに40勝に乗せた。

 GⅠタイトルは10年のNHKマイルC=シャンティが初めて。14年はマイルCS=シャーク、朝日杯FS=プラチナで2勝。17年朝日杯FS=プレミアム、18年阪神JF=ファンタジーと積み重ねて計5勝。くしくも全てが芝のマイル戦だ。

 だが、クラシックにはまだ手が届いていない。桜花賞、オークスは1回ずつ、皐月賞は4回、ダービーは2回の出走で、皐月賞の③着が最高(11年バラード)。

 シャンティはNHKマイルCを制してダービーへ向かったが、前日に骨折で出走取り消し。プラチナは皐月賞で⑪着に敗れた後、休養に。昨年のプレミアムは弥生賞を勝ちながら皐月賞は挫跖で回避となり、ダービーは⑥着だった。

 それだけに、クラシック取りにはいっそう力が入る。

“ダノン”の勝負服は写真の通り、白、赤一本輪、赤袖白一本輪。つまり白と赤しか使っていない。

 日本の国旗と同じ2色の配合が“改元イヤー”に活躍――。余談だが、高松宮記念で③着したショウナンアンセムは赤、白一本輪、白袖赤一本輪で、ダノンとは正反対。春GⅠではこの2色がキーなのかもしれない。

 まずはダノン軍団の二の矢、ファンタジーの走りに注目だ。

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