【大阪杯】“西の勝負師”藤原英師 エポカドーロ復活V目指す
公開日:2019年3月26日 17:00 更新日:2019年3月26日 17:00
藤原英師&戸崎の皐月賞馬エポカドーロが復活Vを目指す。
“西の勝負師”藤原英師は先週までJRAで692勝。そのうち重賞タイトルは先週の福永ミスターメロディでの高松宮記念を加え、50を数える。ジョッキー別のトップ5はこんな具合だ。
①②③外 ・連対率
福永 73637 ・189
岩田康610743 ・242
藤田伸64340 ・189
戸崎 56323 ・297
M・デムーロ43412・304
偏らずに適材適所。ジョッキーと馬とのマッチングを考慮して依頼し、結果を出してきた。
戸崎とのコンビでは14年にステファノスの富士Sが初重賞勝ち。15、16年にはストレイトガールでヴィクトリアマイルの連覇を達成。ストレイトは15年スプリンターズSも制している。そして、昨年はエポカドーロが皐月賞を押し切り。
厩舎のGⅠはこれまで10勝。その中では09年フェブラリーS=サクセスブロッケン、10年ダービー=エイシンフラッシュで2勝の内田を抑えて、4勝の戸崎が一番多い。
昨年2月の小倉、あすなろ賞で戸崎は初めてエポカドーロとコンビを結成した。逃げ切りを決めると、その後はずっと手綱を取り続けている。
春はスプリングS②着→皐月賞①着→ダービー②着。秋は神戸新聞杯④着→菊花賞⑧着。今年は中山記念から始動して⑤着だった。
田代助手がその前走を振り返る。
「3番手から最後までしぶとく粘っていた。久々でメンバーの揃った中、あれだけやれたんだから内容は悪くないよ」
当然、ここに向けて力も入る。
「10日ほどミニ放牧に出して予定通りにきているよ。1週前も格下相手とはいえ、楽に先着。動きも良かったし、上積みがある。コーナー4つの二千はGⅠを勝った舞台。十分にやれていい」
名手が持ち味を引き出して先頭ゴールだ。