【ドバイターフ】アーモンドアイに立ちはだかる現地の2枚壁

公開日:2019年3月27日 17:00 更新日:2019年3月27日 17:00

 30日(土)にドバイのメイダン競馬場で行われる「2019ドバイワールドカップデー」。遠征する日本馬10頭は日本時間21日(木)の早朝、現地に到着している。

 注目度ナンバーワンはアーモンドアイ。ドバイターフで海外初戦を迎えるが、現地や欧米メディアの関心も高く、主要ブックメーカーでも抜けた1番人気だ。

 この日本のトップホースを迎え撃つのは、世界最大といっていい“ゴドルフィン軍団”。前哨戦でいい走りを見せた馬をぶつけてくるのだから、楽に勝てる相手ではない。

 その前哨戦は同じ舞台で行われたGⅠジェベルハッタ。現在、勝ち馬ドリームキャッスル、②着ウートンが2、3番人気と続き、ともにゴドルフィンの所属馬だ。

 ドリームは鋭い差し脚を武器とする5歳セン馬。昨年はメイダンで4戦して③着が最高だった。しかし、3月のGⅢ⑪着後に去勢したのが功を奏したのか、休養明けの今年はGⅢ→GⅡ→GⅠと3連勝の大ブレークを果たした。

 管理するのはゴドルフィン専属調教師のサイード・ビン・スルール。すでにドバイWC8勝、このターフも6勝と勝ち方を知り尽くしている男である。

 ウートンは前々走、直線で行き場をなくして脚を余したこともあって、ジェベルハッタでは1番人気に推されていた。

 こちらを管理するチャーリー・アップルビー師はゴドルフィン専属の新進気鋭。開業初年の13年に米国のBCジュベナイルターフに勝利し、昨年はドバイシーマクラシック、英ダービー、メルボルンCなどGⅠを勝ちまくり。世界で今、最も勢いのある調教師だ。

 ワールドカップデーの賞金総額は今年から3500万ドル(約38億円)に増えた。高額を出して海外から招待する代わりに、日本馬も簡単には勝たせてもらえない。

 アーモンドアイは凱旋門賞の前に、まずこの非常に厚いドバイの“2枚壁”を突破する必要がある。

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