【スプリングS】弥生賞に続き人気薄エメラルファイト勝利

公開日:2019年3月18日 17:00 更新日:2019年3月18日 19:59

クラシック戦線に異常あり!

 皐月賞本番がより難しくなる結果となったのは間違いないだろう。

 GⅡスプリングSは10番人気エメラルファイトがうれしい重賞初勝利を飾った。

 1角の入りで先頭グループが5頭横並びとなったが、石川騎乗のエメラルはその1列後ろで最高の位置取りを確保。前半5F60秒0と緩みのない流れを7番手で追走し、直線は手応え良く、先頭をとらえた。レースの上がりが3F35秒7のタフな展開を力強くジワジワと伸びて、②着の1番人気ファンタジストの追撃をしのぎ切った。

 勝ち時計の千八1分47秒8は阪神開催だった11年を除けば、近10年でロゴタイプが制した13年と同じ最速タイ。小粒なメンバー、人気薄で勝ったとはいえ、記録面からは本番で侮れない存在にはなったといえる。

本番は横の比較が超難解に

 土曜の若葉Sをヴェロックスが勝ち、このスプリングSで皐月賞TRが終了。来週のGⅢ毎日杯を残すものの、別掲の通り、皐月賞出走馬はほぼ固まってきた。

 本番のボーダーラインは現時点で収得賞金1550万円前後。毎日杯組やディキシーナイトらの動向で多少の上下はあるだろうが、それでも最近では11年の1350万円よりも上のラインが求められそうだ。

 TRの王道であった弥生賞は8番人気メイショウテンゲン、今回も人気薄エメラルが①着。ダノンキングリー、アドマイヤマーズら共同通信杯からの直行組や、毎日杯など本番への路線が細分化されてきたが、今年最も頭を悩ますのが1番人気濃厚なサートゥルナーリアの扱いだろう。能力的には断然の存在でも、暮れのGⅠホープフルS①着からのブッツケ本番だからだ。先週13日に栗東に戻り、ここから調整されるが、その仕上がり具合はしっかりチェックしていきたい。

 それ以外にもTR組、一息挟んだ組、別路線組と、首位候補があまたの混戦模様。馬券を買う側は頭を悩ます皐月賞といえるのではないか。

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