【フィリーズレビュー】権利を得た3頭で本番でも可能性があるのはこれ

公開日:2019年3月11日 17:00 更新日:2019年3月11日 17:00

①着同着、坂井の重賞初V、WIN5が2通りと話題は豊富だが……

 ①着同着。きのうのフィリーズレビューは着順確定の赤ランプ点灯と同時に、阪神競馬場が大きくどよめいた。

 ゴール前で競り合った内ノーワン、外プールヴィルは写真判定の結果、同着に。重賞では10年オークス(アパパネ、サンテミリオン)以来、およそ9年ぶり、通算10度目の出来事となった。

 この“春の珍事”はキャリーオーバーがあった「WIN5」にも影響。胸をなで下ろしたファンも多かったに違いない。同時にノーワンの坂井はうれしい初重賞制覇。話題の面では十分すぎた今年のフィリーズRとなったが、4週間後の本番・桜花賞につながるかは話は別。なにせ、過去10年遡っても本番では〈10253〉。連対したのは2年前の勝ち馬レーヌミノルのみ。同じトライアルで〈00022〉のアネモネSと並んでサッパリなのだ。

 フィリーズRでは①着同着の2頭に加えて、③着ジュランビルが本番への出走権を獲得した。冷静にみれば、プールヴィルは410キロ台の小柄で今回6キロ減。連戦がプラスに働くタイプでない。また、ジュランビルは父キンシャサノキセキの短距離血統。先行力はあるが外回りでの決め手勝負にはやや欠ける。

 となれば、残るはノーワンか。未勝利、今回の2連勝は非凡な瞬発力を見せての差し切り。480キロと恵まれた馬格の持ち主という魅力はある。

 ただし、今年の3歳牝馬戦線は、先のクイーンCを、暮れの阪神JFの②③着馬クロノジェネシス、ビーチサンバがワン・ツーを決め、チューリップ賞では2歳女王ダノンファンタジーが貫禄勝ち。上位の牙城を崩すにはこの3週間でもうワンランク、力をつけられるかが課題となる。

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