フロンテアクイーンが念願の重賞初制覇を決める。
昨年のこのレースではカワキタエンカの半馬身差②着。それを含めて重賞での銀メダルは5回もある。「もう②着はいらないよ。何とかタイトルを取らせてあげたい」とは国枝師だ。
さらに、3走前の府中牝馬Sではディアドラ、リスグラシューに次ぐ③着善戦。時計面で高く評価できるレースだったうえに、その後のGⅠ好走馬相手に小差で続いた実力はここでもトップランクだ。
前々走、エ女王杯は距離が長すぎた印象。さらに前走のターコイズSは、ハイペースを2番手先行から0秒2差④着なら悪くない。
坂路のみだったその前2走と違い、中間はコース追い中心の渾身仕上げだ。ハンデも前走から1キロ減。今回はもうひと押しがある。