亀井記者の血統ロックオン

【東西重賞】血統馬券の狙い馬

公開日:2019年2月23日 17:00 更新日:2019年2月23日 17:00

 今週から舞台は中山と阪神に替わった。日曜には東西で重賞が組まれている。血統馬券の亀井記者の狙い馬は――。

【日曜中山11R・中山記念】ハッピーグリン一発駆け

 前2年は5番人気以下の4頭が馬券絡みしている。一昨年は8番人気サクラアンプルールが②着で、③着が7番人気ロゴタイプ。3連単は31万5300円のビッグ馬券になった。昨年も②着は5番人気アエロリットで、6番人気マルターズアポジーが③着だった。

 実は波乱の立役者となった4頭には、血統的な共通点がある。父が全て非SS系なのだ。

 今年もこの流れから穴馬を選択。ローエングリン産駒のハッピーグリンで高配当を狙う。

 父は中山で4勝を挙げたコース巧者。特に中山記念は3回出走して、03、07年が①着、04年が③着の好成績だった。

 代表産駒は前記のロゴタイプだ。こちらも中山はめっぽう得意としていた。朝日杯FS、皐月賞とGⅠ2勝。中山記念では一昨年以外も、14年③着、15年②着と3度も馬券圏内。そう、産駒も父から舞台巧者の血をしっかりと受け継いでいる。

 ◎ハッピーは同舞台の昨春のスプリングSで⑧着に敗れた。しかし、これは4週目の荒れた馬場に脚を取られ、力を出し切れなかったもの。開幕週の今回なら違った結果が出ていい。


〝中山記念巧者〟の血だ

 父ローエングリンが重賞初制覇を挙げたのが4歳時のこのレース。そこから息の長い活躍をしたように、欧州血統らしく成長力があるのもこの血の特徴。ハッピーも明け4歳の伸びシロに加え、“中山記念巧者”の血が騒げば、一発駆けは十分にある。




【日曜阪神11R・阪急杯】ダイアナヘイロー2連覇

 阪神千四は直線に急坂があり、スピードだけでなく持久力も必要。そんな舞台設定だけに、リピーターが強いコースでもある。典型的な例はサンカルロだ。11年阪急杯、11、12年阪神Cと、この舞台で3勝を挙げた。

 現役屈指のコース巧者ならダイアナヘイロー。

 同舞台では現在2連勝中。昨年の阪急杯ではモズアスコット、レッドファルクスの追撃を振り切って逃げ切り。前走の阪神Cもハナを奪って、残り1Fでミスターメロディに並びかけられたが、抜かせないしぶとさを発揮している。

 ダイアナの持久力は母の父グラスワンダー譲りだ。その父はパワーと持久力が豊富なロベルト系。現役当時、500キロを超える大型な馬体から繰り出されるパワフルな走りを武器に活躍した。

 実は前記のサンカルロの父もロベルト系のシンボリクリスエス。この血が阪神7F戦にマッチしているのだ。

 鞍上には昨年と同じ武豊。先週のフェブラリーSがそうだったように、先手を取ってのペース判断は見事の一言。連覇の可能性は限りなく高い。

亀井辰之介

亀井辰之介

メーンレースまでの稼ぎ場をあらゆる角度から徹底的にリサーチ。ピックアップした推奨レースに鋭い視点で切り込んでタマを何倍にも増やしていく西のスナイパー。

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