木津のジョッキー直撃!

【東京新聞杯】絶好調ムード三浦 ロードクエスト能力全開

公開日:2019年2月2日 17:00 更新日:2019年2月2日 17:00

 三浦が絶好調だ。

 今年の初騎乗だった1月5日の2R3歳未勝利をアンジェリーブルで勝ち上がる好スタート。その後も次々と勝ち星を重ねて、先週も3勝を上乗せした。トータル11勝で関東リーディング2位。メモリアルの700勝まであと6と迫っている。今週も計算できる騎乗馬がズラリと揃った。さらなる躍進を目指す。

――どの鞍も上位進出を狙えそうですね。まずは9Rゆりかもめ賞のクラサーヴィツァ。前走は伸びそうで伸びあぐねた印象でした。

三浦騎手「最内枠で物見をしてしまって、ポジションを取れなかったのが痛かったですね。開幕日の馬場で、前残りでしたから。それにしても、思ったよりもはじけなかった。急坂を2回走るのもよくなかったのかも。府中で伸び伸び走らせた方がいいのかもしれません」

――ならば舞台替わりはプラスに出そうですね。今週のケイコはどうでしたか。

「東京の方がギアが一つ上がる感じがするから。距離延長もよさそうです。時計こそ控えめでしたが、攻め馬の感触も良かったので楽しみです」

――メインの東京新聞杯はロードクエストの手綱を取ります。2週続けて調教にまたがりました。

「硬くなりやすいんですが、厩舎サイドでもうまくケアしてくれて、柔らかみがあっていい感じでした。今週はそれほど時計を出していません。最近はあまりやらない方が結果が出ているので。それに競馬場へ行くとガラッと雰囲気が変わるし、ケイコはあえて七~八分でと意識しました」

重賞を勝ちたい気持ちは強い

――どのあたりを勝負の鍵と考えていますか。

「年齢を重ねてズルくなってきたところがあるので、ゲートを出てからいかに闘争心に火をつけるかでしょうか」

――期待のほどを。

「ここ3走は自分は乗っていませんでしたが、いろいろ噛み合わなかっただけで、悲観する内容ではなかったと思います。これまで何回もコンビを組ませてもらったので、一生懸命走るような状況に持っていく自信はあります。それより何より自分自身、クエストと重賞を勝ちたいという気持ちも強い。なので、頑張っていい結果を出したいですね」

東京が勝ち星最多

 先週までの694勝の競馬場別は次の通り。

 札幌=113勝 函館=89勝
 福島=25勝 新潟=33勝
 東京=220勝 中山=188勝
 中京=11勝 京都=5勝
 阪神=9勝 小倉=1勝

 東京が一番多い。

 重賞も12勝中、5勝がそう。10年アルゼンチン共和国杯のトーセンジョーダン(1人)、11年東京新聞杯のスマイルジャック(5人)、11年フローラSのバウンシーチューン(9人)、15年根岸Sのエアハリファ(1人)、17年武蔵野Sのインカンテーション(6人)だ。

 伏兵の先頭ゴールも。今週も期待したい。

木津信之

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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