東京本紙・外山 攻め一直線

【東京新聞杯】主役はタワーオブロンドン

公開日:2019年2月2日 17:00 更新日:2019年2月2日 17:00

 ◎はハイレベル4歳世代、タワーオブロンドンだ。そのマイル路線でトップレベルの実力馬が、万全の態勢で今年初戦を迎える。

 2歳秋からはGⅡ京王杯2歳S①着→GⅠ朝日杯FS③着→GⅢアーリントンC①着と、同世代マイル路線を牽引。肝心のGⅠNHKマイルCこそ、スムーズなレースができず結果を出せなかったが、能力の高さは誰もが認めるところだろう。

 特にアーリントンC組は、②⑤着馬のパクスアメリカーナ、ダノンスマッシュが1月の京都で京都金杯、シルクロードSをV。タワーの実力を引き立てる活躍を演じてきた。その比較からしても主役の座は譲れない。

強力4歳世代のトップマイラー

 夏休みを挟んだ昨秋は調整が遅れ、始動は11月末のキャピタルSまでズレ込むことに。それでも、千六1分32秒6の高速決着に対応して首差②着。上がりもメンバー2位の32秒4と鋭い決め手を披露した。

 課題だった折り合いをクリアしたからこその末脚に、藤沢和師も「成長したね。上手にレースしてくれたんで、あの後は千四(阪神C)はやめて、東京の千六一本に備えたんだ」。

 この中間は短期放牧を挟み、12月19日には帰厩。コース、坂路の併用で中間13本と十分過ぎるほど乗り込まれてきた。

 30日の坂路4F52秒0―12秒7も迫力満点の動き。担当の青野助手も「前走とは全然違いますよ」と状態に太鼓判だ。

 ならば、前走以上のパフォーマンスを期待していい。好発進で春のGⅠへ向かう。 

外山勲

外山勲

念入りな取材、ち密な分析に基づいた孤独の◎。決して守りには入らない、攻めて攻めて攻めまくる東京本紙。美浦トレセン通いはすでに20年以上になり、築いた人脈は多数。藤沢和、高橋祥、矢野厩舎には特に強い。

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